◆Mahjong 青天井麻雀とはなんなのか?
一言で言うとインフレルール(ドラゴンボールの戦闘力並のインフレ率です)
翻や符が増加するにつれ、和了点が加速します。
通常、麻雀の点数計算は、
満貫未満の場合に限って、符と翻数から算出しますが、
この計算を満貫以上の場合においても行おうというのが青天井です。
◆Limit 翻数や符が倍になると・・・
青天井ルールでは翻数が1増えたり、符が倍になると和了点も倍になります。
具体例を挙げて説明すると・・・
1.翻数が1増加して、符は変わらない=和了点が倍になる。
2.翻数が変わらず、符が倍になった=和了点が倍になる。
3.翻数が1増加して、符も倍になった=
和了点が4倍になる。
◆Limit 通常の点数計算から考える
符が倍になって和了点が倍になるのはともかく、
翻が1増えると和了点が倍になるのは納得がいかない!という方もおられるかもしれません。
一般的な七対子の和了点
通常の点数計算と、青天井の点数計算を比べてみると、良く判ります。
@25符2翻の七対子:子1,600点(親2,400点)
A25符3翻の七対子:子3,200点(親4,800点)
おわかりいただけただろうか?
2翻から3翻に
1翻アップしただけで、和了点が2倍になっています。
B25符2翻の七対子:子6,400点(親9,600点)
ここまでは、通常ルールでも、青天井ルールでも和了点は同じです。
問題となるのは、
満貫を超えてからです。
C25符5翻の七対子:子8,000点(親12,000点)
D25符5翻の七対子:
子12,800点(親19,200点)
一般的なルールと、青天井ルールの違いが出始めました。
E25符6翻の七対子:子12,000点(親18,000点)
F25符6翻の七対子:
子25,600点(親38,400点)
点数の差が倍以上に・・・
G25符8翻の七対子:子16,000点(親24,000点)
H25符8翻の七対子:
子102,400点(親153,600点)
倍満程度なのに、すでに夢の10万台( )
I25符11翻の七対子:子24,000点(親36,000点)
J25符11翻の七対子:
子819,200点(親1,228,800点)
あっという間に、戦闘力53万越えです。
K25符13翻の七対子:子32,000点(親48,000点)
L25符13翻の七対子:
子3,276,800点(親4,915,200点)
役満の100倍以上という超高得点・・・
◆Limit 和了点が爆発する理由
麻雀の
基本点は、符×2^(翻数+2)により算出されます。
例えば
100符、5翻の場合・・・
基本点=100×2の(5+2)乗
基本点=100×2^7
基本点=100×2×2×2×2×2×2×2(7乗なので2が7個)
基本点=100×128
基本点=12,800点。
この基本点がツモをした場合などにおける最低徴収点数。
例えば子がこの100符5翻の手をツモ和了した場合・・・、
ツモ!12,800−25,600!という点数申告になります。
12,800+12,800+25,600=
51,200点の手ということです。
基本点の算出が、符×2^(翻数+2)という計算式であるため、
符が倍になったり、翻数が1増えると、基本点が倍になるという仕組みです。
◆Limit 青天井の意味
青天井というのは株用語で、株価などが天井知らずで上がっていくことを指します。
連日ストップ高、金目当てのイナゴがどんどん寄ってきて株価が上がり続ける・・・
どこまで上がるか想像もつかないという、天井知らずのことを青天井と言います。
麻雀における青天井では、満貫や跳ね満、倍満、3倍満、役満といったくくりがない。
満貫等と聞くと、お得な感じがしますが・・・、
これは麻雀における和了点のリミッター、バランス調整のためのものです。
通常ルールだと、青天井は許さないってことです。
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青天井による・麻雀の点数計算